こんにちは、「banwago station」水曜日担当のみっちょんです!
2/27は、名張市を中心に活動されている食育ボランティア「名張市楽食会」の森川淳子さんにお話を伺いました。
「楽食会」は、食に関するボランティアや、子どもからご高齢の方までを対象とした「食育」、またスクエアステップを行うなど、日々を楽しく元気で健康で過ごせること目的に活動されています。
そんな活動の中、最近「魚離れ」が進んでいると言われている事が気になった森川さんは、平成29年まで三重県で実施された「三重県魚食リーダー養成講座」に参加。
「魚食リーダー」とは各々のフィールドで魚食普及を実践し、県民の皆様に魚の美味しさや魚の簡単な調理法、魚を食べることの重要性などを発信していく人材のことで、養成講座では、教室での講義や料理実演会、また実際に生産現場へ伺う機会もあったそうです。
魚の良さを伝えるための勉強や食育ボランティアの経験を通して、森川さんは、子どもの「魚離れ」を解消するためには、親世代にも「魚」の簡単な調理法を知ってもらい、家庭で「魚」を食べる機会を増やす必要があると実感されたそうです。
現在は月1回程度、「楽食会」の会員の皆さんで料理教室を開き、三重大学から先生を招いて栄養学も学べる料理教室やお子さんに魚に興味を持ってもらえるような教室も開かれています。
例えば、皆さんは魚の「耳石(じせき)」を見たことがありますか?「耳石」は、人間だけではなく魚にもあるそうです。魚によって大きさなどが異なり、にぼしの「耳石」はとても小さく、水晶のような綺麗な「耳石」の魚もいるんだとか。子ども達は興味津々で、「耳石」を集めてコレクションにしている子もいるそうです。
また、今回森川さんは「3秒ルール」をおしえてくださいました!お刺身などのお魚を買ってきた際、流水で3秒洗い流すだけで生臭さがとれ、ペーパーなどでさっと水をふき取っておけば、そのまま冷蔵保存するよりも長く鮮度を保てるんだそうですよ!
他にも、炊いたご飯にお魚を混ぜる手軽なレシピなどをご紹介頂き、目からウロコでした。
お魚を簡単に調理ができるレシピは、「イオン名張店」などのお店に置かれています。見かけた際には、ぜひ手に取って、みなさんも実践してみて下さいね!