三重映画フェスティバル実行委員会の田中忍会長に、三重県にまつわる映画をご紹介頂く「三重の映画に恋をして」略して「みえこい」のコーナー。
10/28のweekend mixでの「みえこい」は「華麗なる一族」をご紹介いただきました。
木村拓哉さん出演のテレビドラマでも高視聴率をマークし大変話題になったこの作品。原作は山崎豊子の同名の長編小説です。
1974(昭和49)年1月26日公開され、監督は山本薩夫、出演は佐分利信、仲代達也、京マチ子、香川京子などオールスターの豪華な映画です。
最初のシーンが志摩観光ホテルで撮影されたことから今回、田中さんは志摩観光ホテルに取材に出向き、伊勢志摩サミットで各国の首脳が集合写真を撮った場所にも、特別に案内してもらったそうです。格式の高い高級ホテルですが、一度は泊まってみたいと思いました。
私も放送前に作品をDVDで見せて頂きましたが、かなり見ごたえのある社会派のドラマ。人のエゴを描いた、考えさせられる映画でした。出演者の濃厚な演技も見ごたえがありましたが、私は酒井和歌子さんが、ものすごくおキレイでスタイル抜群なことにびっくりしました。
また、ほとんどの出演者がとにかく煙草を吸いながら芝居していることに「昭和」を感じました。数日は余韻にひたれます。
みなさんも「三重で撮影された映画」という視点で改めてご覧になってはいかがでしょうか?