#ads.FMより
2019.01.10

竹あかりで人を繋ぐ 演出家 川渕 晧平さん

No data 回視聴

こんにちは!みっちょんです!

1/9「banwago Station」水曜日、スタジオには、canaarea(カナエリア)代表で竹あかり作家・演出家の川渕 晧平(かわぶち こうへい)さんにお越し頂きました!

奈良県橿原市出身で、熊本県では仲間と共に「株式会社ちかけんプロダクツ」を設立。2年ほど前から伊賀市に移住され「伊賀は、人も優しくてとても良い所です!」と川渕さん。

「伊勢志摩サミット」では紀北町出身で松阪市在住の書道家、伊藤潤一さんと共に会場を彩り、志摩地中海村も演出。配偶者プログラムでは、首脳夫人も「竹あかり」の制作体験されたそうです。また、「伊勢志摩サミットおもてなし竹あかり」の制作にも携わり、地元の方に竹の切り方や作り方を教え、志摩市の竹300本を使って、皆さんでおもてなしの竹あかりを作られました。竹あかりのいい所は、みんなで楽しく作ることができるところだとお話下さいました。

高田本山国宝指定記念の演出、台湾で行われた日台芸術家交流では、日本からの芸術家2人に選ばれ、伊藤潤一さんと共に台東県のプロジェクトに参加。奈良県橿原市にある「橿原神宮」”春の神武祭”の特別出演、伊勢神宮の奉納舞台、また伊賀上野城では伊賀市文化都市協会さんの作品と合わせて演出を担当されています。

そんな川渕さんが「竹あかり」と出会ったのは21歳の時。ピースボート地球一周の船旅で、「まつり型まちづくり」を考えている熊本崇城大学の方と出会われたんだそう。竹あかりを作れば作るほど、日本中で問題になっている「荒れた竹林」を整備する事に繋がり、演出に使った竹を竹炭や肥料に変えて、無農薬・無化学肥料の畑で採れた野菜で、添加物が一切ない、完全なオーガニック食堂をつくる。竹を使った循環で、世の中の役に立ちたい、「自分も何かを良くしたい!」と夢が膨らんだそうです。

初めは畑がやりたかったそうですが、小さい頃から絵や物づくりが好きだったこともあり「竹あかり」にのめり込んでいかれたんだとか。当時、竹あかりというジャンルがなく、教えてくれる方がいなかったため、手探りで制作されてきた竹渕さん。

2年前に伊勢神宮外宮奉納で演出された際、舞台に上がる時に「ここまで続けてきてよかった。神様が導いてくれた。」と鳥肌がたったんだそうです。日本で初めての竹あかりのおまつり【わわわっしょいin伊勢志摩】では日本中の仲間に声をかけて三重県29市町をまわり、竹あかりで三重県が一つに繋がったら…との思いで各地で作った竹あかり全てを外宮前広場で灯されました。イベント最終日の会場は竹あかりが見えないくらいの大勢の人で、「ここまでやってきてよかった」と男泣きされたそうです。

2019年に演出されるイベントは、竹渕さんのSNSで随時アップされます!神秘的で幻想的な美しい竹渕さんの作品を、皆さんもぜひご覧になって下さいね!

戻る