「banwago Station」火曜日担当のみっちょんです!
3/19、伊賀街道平田宿 伊賀まちかど博物館「料理旅館 梅家」 中西 慶三郎(なかにし けいざぶろう)さんにお話を伺いました!
梅家は、創業140年以上の歴史がある料理旅館。国の登録有形文化財にも指定されている建物は、クギを1本も使用されておらず、複雑な木組みを駆使して建てられています。
また、屋根の鬼瓦には「鷹」や「天女」の瓦細工が施されており、台所にはお米や料理を煮炊きするかまど「おくどさん」や、床下の貯蔵庫「いもぐら」、井戸などもあり、料理に使用される器は、家宝として江戸時代より伝わる価値ある器など歴史的、芸術的、学術的にも価値の高いものばかり。
そんな梅家では「鯉料理」をお楽しみいただけます。
かつて、海から遠く離れた山国では、海で獲れる魚はめったに手に入らず、昔の人は川魚を主に食べていたと言われています。山に囲まれている場所に住んでいる人にとって魚は貴重なたんぱく源。
鯉は、池や湖などの比較的広い範囲に生息する淡水魚で栄養にも富んでいるため、現在も産後の滋養食としても喜ばれているんだそうです。コラーゲンが豊富なのも嬉しいですね!
梅家では、中庭の池で育てている伊賀鯉を使った「鯉のあらい」「鯉の煮つけ」「鯉こく」と自家生産の伊賀米・野菜をつかった、四季折々のご宴会・会食をご賞味いただけます。
「会席膳」や「テーブル料理」などもあり、宴会は24~30名様。慶弔事の御会食は、5000円〜30名様。ご宿泊は、1日1組限定(15人程、可能)。素泊まりに、鯉料理のコース3,000円~のオプション付きの料金となります。
趣きのある建物を眺めながら、新しく快適な旅館でお泊り頂けます。
また「鯉の煮つけ」は甘露煮として地方発送もされているそうですよ!詳しくは、「料理旅館 梅家」ホームページをご覧ください!