「banwago Station」火曜日担当のみっちょんです!
4/16スタジオには、名張水彩画会展 会長 斎藤 四郎さんにお越しいただきました!4月18日(木)~21日(日)の3日間、イオン名張店リバーナホールで開催された「第39回名張水彩画会展」についてお話をお伺いしました。
平成12年に発足した名張水彩画会。斎藤さんが名張水彩画会に入られて10年、半年前の2018年10月に会長になられたそうです。
子どもの頃から絵を描くのが好きだった斎藤さんは、建築家を目指して工業科の学校へ進み、26歳の時、1級建築士に。その後、大阪造幣局など様々な建造物の設計を手掛けられ、現在も建築のお仕事に携わっていらっしゃいます。
「名張水彩画会」に入られたきっかけは、定年退職を迎えられたこと。お仕事では建物の図面を描くなど、CADのなかった時代は烏口(からすぐち)と呼ばれる、綺麗に均一な線を引くことができて線の太さを自由に変えられるペンなどを用いて、全て手書きで描かれていたんだそう。様々な画材を用いて描かれていたそうですが、趣味としても絵を描きたいと思い、始められたんだそうです。
お仕事柄もあってか、斎藤さんが描く絵は繊細なタッチや色遣いに見とれてしまうような、写実的で美しい作品ばかり。スタジオにお持ち頂いた作品には、練習で描いたという「アルフォンス・ ミュシャ」の作品やフェルメール『真珠の耳飾りの少女』の模倣や、人物画、出先で描かれた様々な風景画、賞を取られた作品の数々、また大阪で冊子の表紙の絵として使用されていた作品など様々。
「名張水彩画会展」に出展される皆さんの作風もご紹介頂きましたが、旅行に行った気分になれるような各地の風景だったり人物画だったりと、見ごたえのありそうな作品が勢揃いだったようです。