「weekend mix」ナビゲーターの北山ヒロトです。
小中学生が手にした本が読みたくなるような本の帯を考える「なばり 本の帯コンクール」。アドバンスコープが主催し、今回で11回目の開催となります。
今年度は、市内13の小・中学校からあわせて1089点の応募があり、「本の帯賞」など13点と、「学校賞」1校が選ばれました。
12月17日は受賞者の中から3名をゲストにお迎えして、作品や受賞の感想などを伺いました。
1人目は『青葉学園物語 右向け、左!』の帯を作成し、「本の帯賞」を受賞した、桔梗が丘小学校4年生の小川慈人くん。お母さんがよく読んでくれていた大好きな本だそうです。「おすすめ とにかくぜったいおもしろい!!」という帯を見るだけで、手に取りたくなりますね!
2人目は『5秒後に意外な結末 パンドラの赤い箱』の帯を作成し、「本の帯賞」を受賞した、すずらん台小学校5年生の福永あかるさん。図書館で出会ったというこの作品に「君は予想できる?この結末を!」という文字とともにイラストも交えた帯を作成しました。果たしてどんな結末なのか…読みたくなります!
3人目は『吹部!』の帯を作成し、「本の帯努力賞」を受賞した、赤目中学校3年生の池住優菜さん。弱小吹奏楽部が全日本で金賞を目指すというストーリーの本に、「全日本で金賞取るんだ。」というフレーズをメインに帯を作成されました。池住さん自身も吹奏楽部として過ごした中学校生活。自分の経験と重ね合わせながら読んだ、笑って泣けるこの作品を選んだそうです。
なお、受賞された作品の実物を12月27日(木)まで名張市立図書館1階ラウンジに展示中。時間は9時30分~19時。ただし、毎週月曜日および12月25日(火)は休館となります。